シャンプーの仕方で薄毛が改善する!?
シャンプーをする適切な回数は?
薄毛に効果的なシャンプーの仕方とは?
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このように思ったことはありませんか?
- 毎日シャンプーするのはよくない?
- 抜け毛が気になるからシャンプーの回数を減らしたほうがいい?
- いろいろシャンプーを試すけど効果がでない・・・
薄毛で悩んでいる方はシャンプーの回数やシャンプーの仕方について、何が正しいのか分からず、疑問をもっている方が多いです。
髪や頭皮の汚れを落とす為にこまめにシャンプーしていますよね?シャンプーすれば臭いもなくなり、さっぱりします。しかし、この「こまめなシャンプー」が頭皮にダメージを与えてしまうのです。
薄毛の改善に大切なことは「頭皮の健康」です。健やかな頭皮を保つためのシャンプーの回数やシャンプーの仕方についてまとめましたので、是非参考にしてください。
女性が髪を洗う頻度の平均はどれくらい?
一般的に女性はどれくらいの頻度で髪を洗うのでしょう?答えは、平均1日1回です。
なぜなら、お風呂に入ったら髪を洗うことが習慣になっている人が多いからです。なので、当たり前のように「毎日するもの」としてシャンプーをしているのではないでしょうか?
この毎日シャンプーをするという行為は、日本人特有の律儀で清潔にしていたいという性格からくる間違った習慣です。
本来のシャンプーの役割は、頭皮の皮脂や汚れを落とし、健康な頭皮を維持することです。
だから、多くの人は毎日きれいに汚れを落とす為にシャンプーをするのですが、実は頭皮には細菌の侵入を防いだり、皮脂をうるおい成分に変えてくれる自浄機能があるので、毎日シャンプーをする必要はありません。
シャンプーの頻度を間違えると、
- 臭い
- ベタつき
- 乾燥
- 痒み
をまねき、頭皮のトラブルを起こしてしまいます。シャンプーをするには適切な頻度があるのです。
薄毛対策でシャンプーする場合はどれくらいの頻度が良い?
実は、頭皮が健康であるための適切なシャンプーの頻度は、2~3日に1回です。
「少ないのでは?」と感じますよね?しかし、頻度がこれ以上になると、洗いすぎになり薄毛や抜け毛をスピードアップさせてしまうのです。
間違ってはいけないのが、シャンプーをして1~2日全く髪を洗わないということではありません。上記の洗髪頻度は「シャンプーを使って髪を洗う」ことの頻度なのです。
そして「シャンプーを使わずに洗う」という洗い方もあります。この方法はお湯だけで洗うので「湯シャン」と呼ばれています。
毎日シャンプーを使うのではなく、2日に1回程度「湯シャン」をするとシャンプーの刺激による頭皮の負担を軽減できます。
ここまで適切なシャンプーの頻度について書いてきましたが、実際には、皮脂の分泌量や頭皮の状態は人によって違います。
その違いは大きく3つの要因に分けられます。
- 頭皮の常在菌
自浄機能があり細菌から頭皮を守る。人それぞれ持っている菌の種類や量が違う。 - 食事の内容
油分の多い食事は皮脂の分泌を増やす。 - 遺伝
脂質の代謝が苦手な人は皮脂が多くなる。(脂性)
この要因によって頭皮の状態が変わるので、適切な頻度でシャンプーをしてもベタつき、乾燥、臭いがある場合があります。
その場合はシャンプーの回数を少し増やしたり、減らしたりして、自分の適切な頻度を見つけましょう。
洗い過ぎが薄毛に良くない理由とは?
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なぜ髪の洗いすぎはよくないのでしょうか?
髪を洗いすぎるデメリットは大きく2つ挙げられます。
- 頭皮が臭う
- 薄毛になる
なぜ臭いの原因になるのか、薄毛になるのか、メカニズムを見ていきましょう
健康な頭皮には下記の要素があります。
- 外部の刺激から皮膚を保護し、皮膚の水分量を保つ「皮脂膜」
- 頭皮を細菌から守り、皮脂をうるおい成分に変える「常在菌」
この要素は頭皮のバリアーの役割をしています。そうとも知らず、髪を洗いすぎると、「皮脂膜」も「常在菌」も根こそぎ洗い流されてしまいます。
「皮脂膜」がなくなると、皮膚を守ろうとして皮脂が過剰に分泌し、皮脂腺が詰まります。「常在菌」がなくなると、有害な雑菌が繁殖し、悪臭の原因になります。
こうして頭皮が不健康な状態になり、栄養が髪に回らなくなってしまいます。すると、健康な髪が作られなくなり、抜け毛、薄毛を助長することになるのです。
健康な頭皮を保つには自分にあった適度なシャンプーの頻度が重要なのです。
薄毛対策にオススメなシャンプーの仕方とは?
薄毛を改善するために正しいシャンプーの仕方を身につけましょう。
シャンプーの手順はこちらです。
- ブラッシング
- ぬるま湯ですすぐ
- シャンプーをしっかり泡立てる
- 頭皮をマッサージしながら洗う
- しっかり洗い流す
- 頭皮のマッサージ
では、順に詳しく見ていきましょう。
1.ブラッシング
目の粗いクシやブラシで毛先から軽くブラッシングし、洗い流しやすくします。
ブラッシングにはシャンプーの泡立ちを良くし、髪の毛の汚れを落としやすくする効果があります。
2.ぬるま湯ですすぐ
シャワーですすぐことで、シャンプーの馴染みを良くし、髪の毛についた汚れやほこりの8割を取り除くことができます。
髪の毛だけでなく指の腹で頭皮も洗います。このとき水温は38度前後がベストです。熱すぎるお湯は頭皮の乾燥や、逆に皮脂の過剰分泌につながるので注意しましょう。
3.シャンプーをしっかり泡立てる
シャンプーは、一度手のひらでしっかり泡立ててから使いましょう。
シャンプー剤を直接地肌につけると、刺激が強すぎてかぶれや薄毛のもとになります。
4.頭皮をマッサージしながら洗う
頭皮を指の腹でマッサージするように揉みこんで洗いましょう。髪の毛はシャワーですすいだ時点でほとんどの汚れは落ちています。
シャンプーで洗うのは頭皮です。頭皮が洗えていないと、皮脂で毛穴をふさぎ、抜け毛や薄毛の原因となります。また、爪を立てて洗ったり、ブラシでゴシゴシ洗うのは頭皮を傷つけるのでやめましょう。
5.しっかり洗い流す
洗い残しがないように念入りにすすぎます。目安は3~5分程度、丁寧に洗い流しましょう。
シャンプーが地肌に残っていると頭皮に炎症がおこったり、毛穴がつまり、抜け毛の原因になります。
6.頭皮のマッサージ
シャンプーを洗い流したら、シャワーを頭皮に当てたままマッサージします。生え際から頭頂部に向かって円を描くように優しくマッサージします。
こうすることで頭皮の血行が良くなり、毛穴に詰まった皮脂がきれいに洗い流されます。健康な頭皮は、コシのある元気な髪の毛を育てます。
もしも、今まで自分がしてきたシャンプーの仕方と違っていたら、是非このやり方を試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
薄毛を改善するためには、シャンプーの回数や仕方に注意しましょう。
ポイントは・・・
- シャンプーをするには自分にあった頻度がある
- 髪の洗いすぎは、頭皮のトラブルをまねく
- 正しいシャンプーの仕方を身につけることが大切
コシのある元気な髪を目指すためには、毎日当たり前になってしまっていたシャンプーの習慣を見直し、頭皮の健康を維持することが大切ですよ。