甲状腺ホルモンの働きって?

甲状腺と抜け毛は関係ある?

甲状腺の異常は何科を受診すればいい?

 

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抜け毛が気になり色々な対策をしているのに、一向に改善しないと言う事ありませんか?その場合、甲状腺機能の異常が関係している可能性があります。

 

そこで今回は、甲状腺機能の異常と抜け毛との関係、甲状腺に異常がある場合に出る症状をまとめました。

 

 

甲状腺ホルモンの働きとは?

 

甲状腺の場所や、詳しい働きについてご存知ですか?

甲状腺はのどぼとけのすぐ下にある、大きさ4cmほど、重さ18g前後の、身体の新陳代謝を盛んにさせるホルモンを作る臓器です。

蝶が羽を広げたような形をしていてとても柔らかいので、普段は首を触っても分かりません。

この甲状腺で作られるホルモンが甲状腺ホルモンで、海藻などに含まれるヨードを原料として作られ、身体の新陳代謝を活発にさせる働きをしています。

 

食事から体内に摂取された栄養素は、体内で分解され、身体の組織を作るために利用されたりエネルギーになったりします。

甲状腺ホルモンの働きは脳の下垂体によってコントロールされており、甲状腺ホルモンはこうした新陳代謝の過程を刺激したり促進したりする働きをしています。

胎児の発達や子供の成長にも重要な働きをしているのが、甲状腺ホルモンなのですね。

 

 

甲状腺が抜け毛に関係する理由とは?

女性の抜け毛の理由は、加齢や血行不良など様々ですが、最近では甲状腺機能との関係が注目されています。

髪の毛は毛母細胞が分裂する事で作られますが、甲状腺機能が低下して、甲状腺ホルモンの分泌が減ると、毛母細胞の分裂も行われなくなり抜け毛の可能性が高まるのです。

 

抜け毛の他に、

  • 顔がむくむ
  • 乾燥や寒さに敏感になる
  • 体がだるく倦怠感を感じる
  • 便秘になる

 

などの症状がある場合は、甲状腺機能の低下による抜け毛の可能性が高いでしょう。

 

 

甲状腺ホルモンが異常な場合の症状とは?

Original update by : 写真ac ちびサタ

 

甲状腺ホルモンは、脳の下垂体と言う部分から分泌される甲状腺刺激ホルモンによって、血液中の値が一定になる様にコントロールされています。

しかし甲状腺ホルモンの分泌が何らかの理由で多くなったり少なくなったりすると、身体に以下のような症状が現れます。

甲状腺ホルモンの分泌が多い場合

  • 手が震える
  • 動悸息切れがする
  • 暑がりになり、汗をかきやすくなる
  • イライラしやすくなる
  • 下痢をしやすくなる
  • よく食べるのに体重が減る

甲状腺ホルモンの分泌が少ない場合

  • 皮膚が乾燥してカサカサする
  • むくんで体重が増える
  • 寒がりになる
  • 倦怠感を感じいつもだるい
  • 毛が抜けやすくなる
  • 便秘になる
  • よく居眠りをするようになる

 

また、見た目にすぐわかる症状として、

  • 首の前部が腫れてくる
  • 眼球が飛び出る

 

などの症状が現れます。

 

 

甲状腺に異常を感じた時に病院で受診すべきは何科?

甲状腺に異常を感じたら、内科・内分泌科・内分泌代謝科・甲状腺科を受診すると良いでしょう。

 

甲状腺の病気は、心と身体の両方に症状が現れる病気で、治療も長引く事が多くなります。

また甲状腺異常で出る症状は、他の病気と勘違いされやすいので、できれば甲状腺についての知識がある甲状腺専門医のいる病院を受診する事をお勧めします。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

甲状腺は、のどぼとけのすぐ下にある、身体の新陳代謝を盛んにさせるホルモンを作る臓器で、そこで作られるのが甲状腺ホルモンです。

甲状腺ホルモンは、体内のあらゆる部分の新陳代謝を促進させる働きがあります。

 

甲状腺ホルモンは体中で常に一定でなければならないので、分泌量が多くても少なくても身体に異常が出てきます。

症状は様々あり、抜け毛もそのうちの一つです。

甲状腺異常を感じたら内分泌科・内分泌代謝科で甲状腺の専門医のいる病院を受診する事をお勧めします。